ナポレオン シャンパン は 敗北 の 時には
- denise822jackson25
- Sep 22, 2022
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ワインにまつわることわざ・名言集 フランス編 皆さん、こんばんは。 井上ワイナリー広報担当の石関華子です。 いよいよクリスマスも年末年始も目前に迫ってきました。 この時期は、なにかと慌ただしく過ごされている方も多いのではないでしょうか。 さて、クリスマスやお正月など、おめでたい行事にぴったりのワインといえば、やっぱりシャンパーニュですよね。 そこで、今回のコラムでは、シャンパーニュを愛した有名人が残した、シャンパーニュにまつわる名言を 3つご紹介したいと思います。 」 (ナポレオン・ボナパルト) 数々の戦を勝利に導き、ついにはフランス皇帝の座に昇りつめたナポレオン。 そんなフランスの英雄的存在でもあるナポレオンは、シャンパーニュをこよなく愛していたと言われています。 実際、ナポレオンが遠征する際は、シャンパーニュの生産者を従軍させ、戦地で飲むシャンパーニュを運搬させていたのだとか。 戦況によって、勝利の美酒に酔ったり、やけ酒をあおったりしていたのでしょう。 恋をしている時と、してない時。 」 (ココ・シャネル) 先のナポレオンの名言に続き、「結局は、いずれにしてもシャンパーニュを飲んでいるわけだよね!? 」とツッコミを入れたくなるココ・シャネルの名言。 自身のブランドを築き上げ、今なお世界中の多くの女性を虜にしている彼女もまた、シャンパーニュを愛してやまなかったと言われています。 実業家としては大成功を収めた彼女ですが、どうやら恋愛面では紆余曲折が多かったようです。 そんな彼女だからこそ、こんな名言を残せたのはないでしょうか。 」 (オードリー・ヘップバーン) こちらは映画『昼下がりの情事』の中で出てくる、オードリー・ヘップバーンが扮するヒロインのセリフです。 こんなことを言われたら、誰だってドキドキしてしまいそうですね。 作中では、シャンパーニュが物語に彩りを加える役割を果たしています。 先のココ・シャネルの名言といい、シャンパーニュと恋には、どうやら深い関係がありそうです。 以上、シャンパーニュにまつわる名言を 3つご紹介しました。 今度シャンパーニュを飲むときは、ぜひこれらの名言も味わってみてくださいね。 今年も本コラムをご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 それでは皆さん、お身体に気を付けて、楽しいクリスマスと、良いお年をお迎えください。
ワイン界の宝石「シャンパン」の魅力【前編】〜シャンパーニュってどんなワイン?〜
ワインには深い歴史があり、はるか昔からさまざまな人々に愛されてきました。 そして、歴史的な偉業を成し遂げた人物、すなわち偉人の中にも多くのワイン愛好家が存在します。 ここでは、そんな歴史上の偉人たちのワインにまつわるエピソードと、愛したワインをご紹介します。 ドイツ統一の立役者で、ドイツ首相も務めたことのある政治家です。 貴族の出身で、外交官や代議士を経て、政界に進出した正真正銘のエリート。 「鉄血宰相」の異名を持ち、反体制派は容赦なく取り締り、国内外で恐れられた政治家です。 そんな彼なら、愛するワインももちろんドイツワイン…かと思いきや、なんと、彼が好んだのはフランスの シャンパーニュ産ワインでした。 美食家だったビスマルクは、食に関しては国内外を問わず、気に入ったものを愛好していたのでした。 しかし、食事の席でビスマルクがフランス産ワインを飲んでいるのを見て、時の国王はびっくりします。 愛国者の彼がライバル国のお酒を飲んでいることが信じられなかったからです。 そして、彼に問いました。 「オットー、それはフランスのワインではないか」と。 するとビスマルクは「畏れながら陛下、愛国心と舌は別物でございます」と切り返したといいます。 彼が残した「我思うゆえに我あり」という名言はあまりにも有名です。 そんな彼はワイン好きでもあり、「私は飲みながら考え、考えながら飲む」という、名言ならぬ迷言を残してもいます。 数々の哲学や数学の発見も、ワイン片手に行なわれてきたのかと考えると、感慨深いものがありますね。 そんなデカルトはフランスの ロワール地方出身。 12世紀以来、ブドウの栽培がさかんに行われてきたこの地方は、ワインの名産地でもあります。 デカルトがワイン好きとして育ったのも当然の流れだといえるでしょう。 中でも、クーレ・ド・セランという白ワインは、フランスを代表する白ワインとまで称えられています。 高級なクーレ・ド・セランはスパイスの深い味わいと、複雑な香りが混じり合う、極上のワインです。 1962年にジョリー家が畑を所有するようになってから、世界中で評価を高めていきました。 フランス第一帝政の皇帝であったナポレオンは「シャンパンは勝利の時に飲む価値があり、敗北の時には飲む
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